新型うつという言葉が前から耳にしていましたが
新型うつの特徴を調べると
どうしても
「単なる甘え・自己中心なのでは?」と思ってしまいます。
新型うつの症状は
朝起きられない
やや過食気味
好きなことはする
で、危険な徴候は
朝起きられない
仕事に行くのが苦痛でたまらない
酒の量が増える
イライラして周囲に当たる
といったことです。
従来のうつ病のように
継続的に状態が続くというよりも
仕事に行くという時だけ
どうしても嫌で体が動かない
というふうに
嫌なことをしないといけない時に
症状が現れる傾向があるんだそうです。
「今日こそ○○するぞ」と決心しても
当日になるとどうしても体が動かず
あとでものすごく自分を責めてしまったり
深く落ち込んでしまう、というのは
従来のうつの人に起きがちな症状ですが
新型うつの場合は
こうした心の激しい葛藤があるのでしょうか。
新型うつの特徴をさらっと見ただけなので
心の本質が見えてこないからなのか
「本当に新型うつって病気なの?」って思っちゃうんですよね。
でも
うつ病というのは、いろいろな方向に症状が出るので
どうしてもひとくくりにすることができず
新型うつとして分けられるタイプの患者さんが増えてきたため
新型うつと呼ばれるようになってるみたいです。
それだけその人の価値観や個性が多様化してきて
公共の場である社会に適応できないという現れなのでしょうか。
こういう新型うつの患者さんの場合は
薬で治療するというよりも
社会とどう付き合っていくか
社会に自分をどうい位置づけしていくか
人との共存とは何なんだろう
というふうに
メンタルケアが重要になってくるような気がします。
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